SuNi Digital Parliament Guide
議会について
誰かが議論に勝つためではなく、地域にある異なる知識と立場を、ひとつの判断材料へ集めるためのデジタル議場です。
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議論に勝つ場所ではなく、社会の知恵を集める場所
多様な人が、同じ議題を見る
SuNiデジタル議会は、地域課題、歴史保存、交通政策、宿泊・観光、一次産業、コミュニティ運営などについて、利用者が議題を提出し、投票と意見を記録する機能です。
一般的なSNSでは、強い言葉、投稿回数、拡散力が議論の見え方を左右します。この議場では、議題、投票、コメント、評価を別々の情報として保存します。「多く話した人」ではなく、どの立場がどの程度あり、何が論点になったかを見える形で残します。
目的は「誰が勝ったか」ではなく、「社会全体が何を考えているか」を可視化することです。
この議会は、公的な議会、行政手続、選挙、住民投票を代替するものではありません。ここで得た結果は、参加者の意思と論点を整理した判断材料です。
提案から記録まで
一つの議題が進む流れ
- 提案Tier 4またはPetal認定者が、議題名、300文字以内の提案本文、カテゴリ、開催期間を登録します。
- 開始待ち開始日時までは議題の内容を確認できますが、投票とコメントはまだ受け付けません。
- 開催中利用者が賛成・反対・保留を投票し、立場と座標を伴うコメントを投稿します。
- 補足発案者はコメント欄で応酬せず、提案本文を1回目として、残り2回まで300文字と画像2枚の補足を追加できます。各補足は投稿後に固定されます。
- 解決済み期限後は新しい投票・発言を締め切り、票、コメント比率、提案、補足および議論を記録として残します。
同じ開催期間に議題が乱立しないよう、発案には条件があります。カテゴリは自由入力ですが、過去のカテゴリ候補を表示し、同じ地域課題を後から探しやすくしています。
数字と意見を混ぜない
議場の見方
上段の左右に投票数を表示します。中央の議題カードとは別の集計です。
賛成票と反対票の比率を小数点以下まで可視化します。保留票は投票統計カードで確認できます。
赤から青へ移る横長の領域に、コメント投稿者のアイコンを配置します。左右は賛成・反対の方向、位置は本人が投稿時に確定した強さを表します。
最下段の棒は、票ではなく賛成コメントと反対コメントの比率です。投票多数と発言数が異なる場合も、その違いを隠しません。
アイコンを押すと、その位置に紐づくコメントを読めます。「自分」ボタンを使うと、参加者が多い議題でも自分のアイコンを見つけやすくなります。保存済みのアイコンは移動できません。
議題カードの2軸評価は、議題そのものの有益度・共感度を評価し、発案者への評価として扱います。コメントの2軸評価は、それぞれの発言の質を評価します。投票の賛否やコメント座標は意思表明であり、2軸評価ではありません。
全員が議題へ向かって話す
投票とコメント
投票
投票は「賛成」「反対」「保留」から選び、期限までは変更できます。投票とコメントは別の操作です。投票しただけでは、コメント座標にアイコンは表示されません。
コメント
コメントは、一人につき一つの議題へ最大2件です。賛成側1件、反対側1件まで投稿でき、提案、懸念、補足情報などの立場も選べます。本文の上限は現在のTierに従います。
コメント入力カードから投稿する場合は、スライダーで座標を選び、「コメントする」を押した時点で位置を確定します。議場のグラデーション領域を長押しした場合は、押した側が未投稿なら、賛成または反対を選択済みの入力画面が開きます。確認後に投稿するまで、議場には反映されません。
直接返信を置かない理由
利用者同士のA対Bの応酬を避けるため、議場コメントに直接返信の階層はありません。すべての参加者が他人ではなく議題へ向かって発言します。異論、批判、少数意見は認められますが、個人攻撃、人格批判、煽り、同一内容の連投は禁止します。
参加を制限するのではなく、発信能力へ信用を反映する
Tier、Petal、2軸評価
議題とコメントへの2軸評価は、SuNi本体の信用計算へ低い係数で加わります。少数評価は計算へ入れず、一つの議題やコメントだけでTierが急変しないよう、上限、平滑化、確認期間を設けています。
多数派と違う意見それ自体を罰する設計ではありません。政治的・地域的な少数意見を守るため、議会での逆方向評価に対する係数は通常投稿より弱くしています。一方、誹謗中傷、スパム、論点逸脱などは、通報と他者評価の対象になります。
できることと、できないこと
安全、記録、制度上の限界
- 議題・コメント・利用者は通報でき、ブロックした相手の情報は相互に制限されます。
- 運営は、規約違反、個人情報の暴露、脅迫、操作行為等を確認し、非表示やアカウント停止を行います。
- 議場の投票結果は、世論調査、公的投票または地域住民全体の民意を保証しません。
- 医療、法律、防災など専門性や緊急性の高い判断は、議場だけで完結させず、公的機関や専門家の情報を確認してください。
- 発案者や参加者の肩書、本人性、資料の完全性を、表示だけで保証するものではありません。
SuNiデジタル議会は、結論を強制する装置ではなく、後から検証できる形で問い、票、意見、補足を残すための器です。情報が増えても、ランキングや一律のおすすめで議題を支配せず、開催状態と時系列を基本に表示します。