
SuNi Historical Materials
文献・資料を保持する
災害や時間で原物が失われても、復刻と研究の手がかりまで同時に失わないための史伝保管です。
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原物を守ることと、手がかりを残すこと
災害の多い国で、二つ目の記憶をつくる
地震、津波、火災、豪雨、経年劣化。地域に残る古文書、写真、建築図面、祭具、石碑、生活道具は、一度失われると同じ形では戻りません。原物を安全に保存することが第一ですが、画像、寸法、年代、場所、人物、保管者の情報が別の場所にも残っていれば、調査や復刻を始める足場になります。
SuNiは原物の代わりをつくるのではなく、原物が語っていたことへ戻るための道標を残します。
公開して広く伝えたい資料と、所在や権利の事情から普段は見せられない資料は同じではありません。そのため史伝投稿は、削除とは別に、公開状態を選んで保管できます。
資料だけでなく、資料の背景も
何を保持できるか
現在添付できるのはPNG・JPEG・WebP画像を1投稿2枚まで、1枚5MBまでです。図面は画像として保存できます。PDF、CAD、動画、巨大な高精細原本は現在の保管対象ではありません。
撮影日、縮尺、表裏、欠損箇所、撮影者、原物の材質などは、本文や複数投稿に分けて残すと、将来の検証に役立ちます。
点の記録を、時間の中の軌跡へ
人物と事柄を歴史時間軸に置く
一人の人物、一つの事柄を年代とともに検索すると、別々に残された史伝が歴史時間軸の上へ並びます。ある人物がどの土地を移り、何に関わったか。ある出来事がどこから始まり、地域へどう伝わったか。単独の投稿では見えにくい軌跡を、複数の記録からたどるための機能です。
本体左カラムで「史伝」を選び、人物名、事柄名、年代、場所、貯蔵場所などを検索してください。結果は原則として開始年の古いものから並び、年代が同じ場合は新しい投稿を先に表示します。検索語を入力していない間はカードを並べず、調べたい対象を定めてから時間軸を開く設計です。
検索には、その時点で公開中の史伝投稿を表示します。2軸評価や投稿者の継続的な史伝記録は、記録を読む際の参考情報として扱い、検索対象から自動的に除外する条件にはしません。運営が博物館、歴史館、文書館、研究機関等の実在と管理主体を確認した場合も、内容が正しいという運営保証を意味しません。
史伝検索は人気順でも評価順でもありません。公開中の記録を、歴史の前後関係を崩さず並べる時間軸です。
残すことと、見せることを分ける
四つの公開方法
公開方法は投稿者が後から変更できます。期限付き公開は期限終了後、一般画面から見えなくなります。災害の発生だけを理由に、SuNiが非公開資料を自動公開することはありません。
必要な人へ、必要な期間だけ
研究・照会・復刻作業のための一時公開
所有者や管理者は、研究者への照会、地域史の検証、被災後の復刻作業などに合わせて公開期限を設定できます。公開中は通常の史伝投稿と同様に閲覧できますが、期限を過ぎると非公開保管へ戻ります。
一時公開は、閲覧者の資格を個別に審査する限定共有ではありません。公開期間中はSuNiの利用者から見えるため、個人情報、正確な保管場所、防犯上重要な構造、未公表の調査成果などを含めないでください。個別の研究者だけへ渡す必要がある資料は、所属確認と利用条件の合意後に、SuNi外の安全な受け渡し方法を使ってください。
残す権利と、公開しない権利
著作権、所有、個人情報、安全
- 投稿者は、撮影・複製・公開する権限または許諾がある資料だけを登録してください。
- 資料の所有権と、写真・文章・図面の著作権は別の場合があります。
- 戸籍、住所、連絡先、医療、信仰、祭祀上の秘事など、公開に適さない情報を写り込ませないでください。
- 盗難や毀損につながる正確な保管位置、防犯設備、建物の脆弱箇所は公開しないでください。
- 第三者から権利侵害の申告があった場合、運営が確認のため非表示にすることがあります。
資料の再利用条件は、投稿者と利用者が個別に確認します。SuNiへの投稿だけで、復刻、出版、学習利用、商用利用を包括的に許諾するものではありません。
一か所だけに預けない
SuNiを唯一の保管庫にしないでください
SuNiは地域資料の記録と共有を補助しますが、博物館・文書館の保存環境、専門的なデジタルアーカイブ、耐災害バックアップを代替しません。サービス障害、契約変更、ファイル破損、アカウント喪失等の可能性があります。
原物の適切な保存に加え、元データを手元と別地域の二か所以上へ保管し、ファイル名、撮影日、権利者、縮尺などの目録も残してください。SuNiには共有用の複製を置く、という使い方を推奨します。